2019年1月末日にMicrosoftがWEBブラウザ「Internet Explorer 10(IE10)」のサポート打ち切りを発表しました。
サポート打ち切りの時期は2020年1月14日とWindows7のサポート終了と同時期になり、サポート終了対象のパソコンをお持ちの既存ユーザーは2020年1月14日までにパソコンの買い替えやアップグレード・アップデートを促される流れになるかと考えられます。
サポートが終了するとどういったことが起こりうるのか。
サポート期間内は月次で提供されていた修正データやセキュリティ情報が提供されなくなります。そのため最新のウイルスに対応出来ない、今まで閲覧出来ていたWEBサイトが表示出来なくなるなど、通常使用に影響が出る可能性が高くなります。
そもそもInternet Explorerって何?
Internet ExplorerとはWindowsに標準でインストールされているWEBブラウザのソフトです。標準搭載の為、意識せず使用している方も多いのではないでしょうか?
実はこのソフト、Internet Explorerにもwindowsのようにバージョンがあります。
XPの時代には「Internet Explorer 6」
Windows7になると「Internet Explorer 8」
最新版のwindows10には「Internet Explorer 11」がそれぞれ標準搭載されていました。
そして標準搭載されているInternet Explorerもバージョンアップを経て、常に最新版での使用を推奨されています。
なぜ最新版での使用が推奨されているのか
情報技術が発展したことにより表示できるテキストや画像、表現できる事が増えており、古い状態では対応できないサイトや表示、セキュリティなどがある為です。
Windows10を使用している場合はどうなのか?
Windows10には新しい標準ブラウザソフト「Edge」が追加されています。
Windows10が発売された当初は非対応のWEBサイトも多く、使用用途によっては適していないという場合もありました。しかしwindows10が発売されてから3年以上経ち改良が続けられており、一部のサイトを除き対応もされていっているので、今後はEdgeを使用することが主流になっていくと思われます。
Windowsの更新に合わせてEdgeの更新も行われているため、Windows10でも日頃の更新が大事になります。
最新版のwindows10 1809 (Windows 10 October Update)ではIE搭載されていた機能のお気に入りバー、ホームボタンで自分の設定したサイトを表示される機能も追加されており、より使いやすくなったといえるのではないでしょうか。
最後に
Internet Explorer 10が搭載されており2020年1月14日以降もサポートが継続されるOSはwindows8.1のみの為、今回実際に更新で対応できるパソコンはwindows8.1モデルのみにはなります。
しかし、今後も順次サポートが打ち切られることやソフトの更新を推奨されることがパソコンを使い続ける限り必ず起こります。その時には提示された情報を確認し、推奨される作業を行うことが大切です。
パソコン更新などで困った事や迷った事があれば、お気軽にお問合せください。